電気自動車の使用が世界的に増加する今、カンボジアの公共事業運輸省(MPWT)は電気自動車の使用に関する政策の策定を支援するために省庁間ワークショップを開催しました。
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カンボジアは、2050年までに電気自動車とバスの使用を40%、オートバイの使用を70%増やすことを目標としています。
カンボジア王立アカデミーの中国研究センターの所長であるKySereyvath氏は、
「高収入の人々は電気自動車を買う余裕がありますが、低所得者は依然として燃料効率の良い車を使用しています。しかし将来的には、カンボジア政府は電気自動車の輸入税率を下げて使用を奨励していくこととなります。」
と語っています。
車両の輸入税率の高いカンボジアでは型落ちの古い中古車でも高額で売買されています。
自動車を持っているのは基本的には裕福な人に限られていて、一般家庭の交通手段は専らバイクで、そのバイクもローンで購入している場合がほとんどです。
しかし、今後は経済成長していくにつれて国民の所得が上がり、並行して政府が電気自動車への税金を優遇していく流れになれば、電気自動車の普及率は上がっていくことに期待ができそうです!!
また、公共事業運輸省によると2021年末までに600万台以上の車両が正式に登録されているようで、自動車の需要は高くなってきているので、比較的安価で買える電気自動車が流通すれば意外と一気に普及しそうな気もします。
とはいえ、電気代の高いカンボジアですので、電気自動車の普及はその問題を解決してからになるかもしれませんが…
最近は燃料が高騰しているので、カンボジアに限らず、電気自動車への関心は高まっていきそうですね!!
それではまた!!