日本の電子機器メーカーであるミネベア(カンボジア)は、生産チェーンに電力を供給し、余剰電力をElectricite du Cambodge(EDC)に供給する50MW(メガワット)のソーラーパネルプロジェクトを発表し、カンボジア政府に支援を求めたとクメールタイムズが報じました。
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“このプロジェクトの目的は、さまざまなセクターへの投資を支援し、投資パートナーを奨励し、気候変動に関する国連枠組条約の実施に従ってカンボジアでのクリーンエネルギーの使用に貢献することです”と坂主義弘常務取締役は述べています。
カンボジアは近隣諸国よりも高い電力コストを相殺するために、製造過程に太陽エネルギーを採用する開発に力を入れています。
また、カンボジアは再生可能エネルギーの導入を急速に進めており、2017年の10MWから2021年末までに372MWまで再生可能エネルギーの発電量を増やしています。
さらに、2030年までに合計1,815MWの太陽光発電が期待できるとも予測されています。
カンボジア電力庁によると、2021年のカンボジアの電力需要は4,014MWでした。
供給の内訳は水力発電ダム、石炭火力発電所、ディーゼル火力発電所、太陽光発電所、バイオマス発電所によって国内で約3,033MWが発電され、近隣のタイ、ラオス、ベトナムから981MWが輸入されたとのことです。
ミネビアはアップル製品やトヨタ自動車の部品製造のイメージが強いですが、太陽光発電の分野にも力を入れていくようですね!!
日系企業がカンボジアで活躍してくれるのは日本人として嬉しいので、これからの発展に期待したいです!!
それではまた!!