カンボジア国立銀行(NBC)が月曜日に発表した年2回の報告書によると、カンボジアの銀行・金融業界は2023年上半期も融資と預金の両方で健全な成長を続けたとのことです。
報告書によると今年6月までの融資残高は前年比13.8%増の586億ドルとなり、顧客の預金残高は6.4%増の444億ドルとなりました。
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融資は貿易、住宅、建設・不動産、農業、ホテル・レストラン、製造業などの主要セクターに提供され、銀行とマイクロファイナンス機関の不良債権率はそれぞれ4%と3.3%で制御可能の範囲であるとのことです。
また、カンボジアの銀行・金融システムの流動資産は2023年6月までに822億ドルに増加し、2022年6月比9.9%増加したようです。
現在、カンボジアには全国に59の商業銀行、9つの専門銀行、87のマイクロファイナンス機関があり、1,650万の預金口座と380万の信用口座があるとのことです。
発展途上国では、田舎や農村部の銀行口座保有率の低さや金融サービスへのアクセス不良が度々課題に挙げられますが、カンボジアでは少しずつ改善されてきているように感じます。
実際に先月カンボジアの田舎に行きましたが、市街地では普通にKHQRが利用できました!!
これからは近隣諸国ともQR決済によって繋がっていくので、大きな転換期を目の当たりにできそうで楽しみです!!
それではまた!!