政府は、アパレル・履物・旅行用品(GFT)部門の持続可能性と市場での競争力を堅持し、同部門の労働者の最低賃金引き上げを継続することを確認しました。
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フン・マネ首相は火曜日にプノンペンで開かれた労働者との会合で、アパレル労働者の最低賃金を引き上げ続けることが政府の方針であると述べました。
全国最低賃金評議会は、2024年のアパレル、履物、旅行用品業界の月額最低賃金の引き上げについて協議を進めていまして、会合は2回開催されたがものの最低賃金額はまだ設定されていないとのことです。
衣料品、履物、旅行用品のセクターは、ロシアのウクライナ侵略とインフレの拡大による世界経済の減速によって大きな打撃を受けていて、関税消費税総局の貿易データによると、今年最初の7か月間で62億7000万ドル相当のGFT商品を輸出したが、これは前年同期の78億9000万ドルの輸出から大幅に減少しています。
しかし、依然としてGFT産業はカンボジアにとって最大の外貨稼ぎ頭となっています。
この部門は約1,332の工場と支店で構成され、約83万人の従業員を雇用しており、そのほとんどが女性です。
現状のカンボジアの輸出はGFT製品以外の成長により、なんとか輸出減少を食い止めています。
これからのGFT製品の輸出復活を祈ります。
これは、2014年からの10年分の最低賃金の推移です。
2023年はフンセン元首相の鶴の一声で$198から$2上乗せで$200になりましたね!!
おそらく、国民議会選挙を見越しての対応だったのだと思います。
年 | 最低賃金/月 |
---|---|
2014年 | $100/月 |
2015年 | $128/月 |
2016年 | $140/月 |
2017年 | $153/月 |
2018年 | $170/月 |
2019年 | $180/月 |
2020年 | $190/月 |
2021年 | $192/月 |
2022年 | $194/月 |
2023年 | $200/月 |
パンデミックや戦争の影響もあり2020年からの上昇率は高くありませんが、2024年はどうなるのでしょうか?
楽しみです!!
それではまた!!