10人の交通警察官が、警察官の個人銀行口座に交通違反の罰金を支払わせたとして一般市民から告発され、停職処分になりました。
2023年1月14日にコンポンスプー州の交通警察は、シアヌークビルに向かって荷物を運んでいた韓国のトラックを止め、運転免許証の不携帯かつ積載オーバーの車両を運転していた22歳の男性の運転手 Ny Van Heng を発見し、警察は1,200,000リエルと150,000リエルの罰金を科しました。
その男性が手元に現金を持っていなかったため、警察は罰金を警官の個人口座に支払うように彼に指示したと言われています。
告発がなされた後、コンポンスプー州警察は国家警察の規則と規制に従って、10人の交通警察官を調査し、200ドルを申立人に返金したとのことです。
今回に関しては免許不携帯と積載オーバーのドライバーも悪いですね。
しかし、今まで常習的に罰金をポケットマネーにしていた交通警察に対しこのように処分が下されることは今までのカンボジアのイメージが変わるのではないでしょうか?
近年では減ってきたと聞きますが、僕が移住した当初は交通警察個人にお金を渡して、罰金とその場を凌ぐという話は当たり前のように聞きました。
僕自身は移住してすぐに免許の書き換えをしたので、車を止められることはあっても罰金を払うことは少なかったです。
しかし、移住して間もない頃にバイクで交差点を渡った瞬間に警察にバイクを掴まれて、お金を要求されたことがありました。理由を聞いたところ「昼間なのにライトを点灯させてはいけない」とのことでした。
※今は点灯してても大丈夫みたいです。
日本とカンボジアで交通ルールが若干違うこともあるので、バイクや車を運転する際には気をつけましょう!!
とにかく、カンボジアが健全な方に向かっているようでよかったです!!
それではまた!!