カンボジアは衣料品の輸出ハブとして世界的にその存在感を示しており、世界貿易機関(WTO)のデータによれば、カンボジアは現在世界第8位の衣料品輸出国にランクアップしているとのことです。
Cambodia jumps to 8th spot globally as garment export hub - Khmer Times
Cambodia is making its presence felt globally as a garment export hub, with the country now moving up the ranks to becom...
2021年版のWTO報告書ではカンボジアのランキングは世界11位だったようなので、大きくランクアップしましたね!!
順位 | 2022年(輸出シェア) | 2021年 |
---|---|---|
1 | 中国(31.7%) | 中国 |
2 | 欧州連合(27.1%) | 欧州連合 |
3 | バングラディシュ(7.9%) | バングラデシュ |
4 | ベトナム(6.1%) | ベトナム |
5 | トルコ(3.5%) | トルコ |
6 | インド(3.1%) | インド |
7 | インドネシア(1.7%) | マレーシア |
8 | カンボジア(1.6%) | インドネシア |
9 | パキスタン(1.5%) | 香港 |
10 | USA(1.2%) | パキスタン |
東南アジア上位3カ国の衣料品の輸出額は、インドネシアの101億ドル、ベトナムの353億ドル、カンボジアは91億ドルでした。
ベトナムがかなり強いですが、インドネシアには迫ってきていますね!!
カンボジア政府は、繊維・アパレル産業の産業変革マップ (T&A ITM) 2023-2027 戦略により、この分野に改めて重点を置いています。
この戦略により、政府はこの分野の労働条件と投資環境を改善を予定しているので今後の成長に期待です。
世界中の不況によって最近はアパレル製品の輸出が減少してきているカンボジアですが、アパレルは依然として主力輸出商品ですので今後も輸出先を増やし、質を向上させることで成長していってほしいです。
それではまた!!