カンボジアは今年の4カ月間に80億ドル相当の商品を輸出し、前年同期の76億ドルから15.2％増加したと関税消費総局(GDCE)のデータが示しました。
また、輸入額も1月から4月の間に9.3％増加し、86億6000万ドルに達したとのことです。
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輸出ランキング(2024年4月まで)
| 順位 | 国名 | 輸出額 |
|---|---|---|
| 1 | 米国 | 26億1000万ドル |
| 2 | ベトナム | 17億1000万ドル |
| 3 | 中国 | 4億8600万ドル |
データによると、1月から4月の期間に総貿易額が166億7000万ドルに達し、昨年に比べて12.1％増加しています。
国務長官兼商務省報道官のペン・ソビチート氏は、カンボジア・中国自由貿易協定と地域包括的経済連携(RCEP)協定の履行によりカンボジアの輸出成長に弾みがついたと述べました。
カンボジアは中国、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)とも2国間で自由貿易協定を締結しており、これらの国への輸出に大きく貢献しています。
フン・マネ首相は4月のイベントで、カンボジアは他の数カ国とも自由貿易協定を交渉中であると述べていたことから、今後のカンボジア製品の輸出には期待できそうです。
今年の第3四半期までのデータを見ると、カンボジアは初めて四半期単位で貿易黒字になりました。
このことから、カンボジア製品の需要が増えていることが分かります。
少し輸入額が大きくなってきていますが、通年での黒字に期待したいですね。
それではまた！！
