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【カンボジア経済】衣料品中心から多様化へ!!EU市場で存在感を高めるカンボジア

ニュース速報
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EUは依然としてカンボジア製品にとって重要な市場です。
カンボジア関税総局によれば、2025年1月から8月までにカンボジアのEU向け輸出は33億6000万ドルで16%増、輸入は5億6100万ドルで2.5%増でした。
両国間の貿易総額は約39億2000万ドルとなり、2024年同時期に比べて10%以上伸びています。主な貿易相手国はスペイン、ドイツ、オランダ、フランス、イタリア、ベルギーで、それぞれ数億ドル規模の取引があります。

国名貿易額(ドル)
スペイン7億8,808万ドル
ドイツ7億4,443万ドル
オランダ6億7,322万ドル
フランス3億8,498万ドル
イタリア3億3,836万ドル
ベルギー3億236万ドル



カンボジア王立アカデミーの経済学者ホン・ヴァナク氏は、EUは米国に次ぐ主要市場であり、多様な製品がすでにヨーロッパで販売されていると指摘しました。
以前は衣料品や履物が中心でしたが、現在は農産物や電子部品なども輸出されています。
彼は、輸出拡大はカンボジアの生産力と品質向上の証であり、EU市場は今後も有望だと述べています。
ただし、この成果の一因には、EUが優遇貿易制度を維持していることも挙げられます。


商務省の報道官は、EUが依然として重要な輸出先であるとしつつ、成長は新型コロナ以前の水準にまだ戻っていないと指摘しました。
背景には2020年にEUが「武器以外すべて(EBA)」特恵の20%を停止し、衣料品や履物などに関税を課したことがあります。


それでも2024年のEUとの貿易総額は53億3000万ドルに達し、前年比15%以上の伸びを記録しました。
輸出は44億1000万ドルで20%増、輸入は9億1800万ドルで3%減となり、EU市場が引き続きカンボジアにとって重要な存在であることを示しています。


輸出品の多様化はカンボジアにとっていいことですね!!
限られた輸出品や輸出先に依存することは危険ですので、このまま多様化に進んでいってくれることを祈ります。


それではまた!!


参考記事:https://www.phnompenhpost.com/business/jan-aug-exports-to-eu-up-almost-20-imports-steady

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