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【カンボジア経済】Bakong(バコン)を介したデジタル決済の成長がすごい!!2022年下半期の数字と比較してみた

Bakong(バコン)
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カンボジアで中央銀行デジタル通貨が導入されている事が日本側で意外と知られていないことに、カンボジア情報を発信している身としては力不足を感じています。
そんな僕の思いなど関係なく、カンボジア国内では中央銀行デジタル通貨であるバコンの利用がとんでもないスピードで拡大しています。

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カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総裁は金曜日、2024年上半期の時点で、バコン決済システムにおけるクメール・リエルの取引件数は7,550万件、取引総額は64兆9,000億リエルに達し、ドル建て取引は9,980万件、総額388億ドルに達したと述べました。


この数字がどのくらいの成長を表しているのか、僕が今まで書いた記事を探ってみると、2022年下半期の数字が出てきましたので、それと比較してみようと思います。

通貨2022年下半期2024年上半期増加率
リエル(KHR)取引件数:381万件
取引総額:8兆4,700億リエル
取引件数:7,550万件
取引総額:64兆9,000億リエル
取引件数:19.8倍
取引総額:7.6倍
ドル(USD)取引件数:1206万件
取引総額:74億5,000万ドル
取引件数:9,980万件
取引総額:388億ドル
取引件数:8.2倍
取引総額:5.2倍



たった1年半で取引件数、取引額ともにかなり拡大しています。
都市部に住んでいる人にはもう欠かせないツールになっている印象です。


ここまでバコンの利用が拡大したのはKHQRというバコンシステムを利用したQRコード決済が普及したからだと思います。
都市部であれば街中の売店やトゥクトゥクでもQRで決済できて、僕は現金をほぼ使わない生活をしています。
再移住してからATMで現金を下ろしたのは2回くらいだと思います。


さらに、タイ、ベトナム、ラオス、ユニオンペイ、アリペイ(もうすぐインドやシンガポールなど)ともQRを接続しています。
今では、上記のどの国に行ってもQRで越境決済できるようになってきています。
実際の利用ではまだまだ課題があると噂を聞きますが、これらの国々へ行くときに外貨両替が必要ない時代が迫っているのは間違いなしです!!


決済に革命が起き、インフラ整備によって物流にも革命が起きようとしている大メコン圏はこれから注目せずにはいられない地域になると思います。
ASEAN物流のハブになると宣言しているカンボジア、そして世界で1番最初に中央銀行デジタル通貨を導入したカンボジア。
カンボジアは課題が多い国ではありますが、ポテンシャルはかなり高いと感じています。
ここに注目しないわけにはいきませんので、居ても立ってもいられずに再移住してしまいました。


これから当ブログでは、何にチャンスがありそうか探して発信していければと思っています。
それではまた!!


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