商務省のデータによると、今年第1四半期にカンボジアは地域包括的経済連携(RCEP)諸国に28億9000万ドル相当の商品を輸出し、前年同期比で16%増加しました。
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以下RCEPにおける第1四半期カンボジアの輸出国トップ3です。
- ベトナム:輸出額12億5,000万ドル
- タイ:輸出額9億5,800万ドル
- 中国:輸出額3億2,800万ドル
また、輸入国トップ3は以下になります。
- 中国:輸入額25億3,000万ドル
- ベトナム:9億5,700万ドル
- タイ:輸入額4億4,000万ドル
RCEPはASEAN加盟国10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国で構成される自由貿易協定になります。
第1四半期のカンボジアとRCEP諸国との貿易は同国の貿易総額の19%を占めています。
カンボジア最大の貿易国である米国やEUへの輸出が減少傾向にある中で、RCEP諸国への輸出が増えているのはいいことですね!!
国際通貨基金(IMF)は先月発表した年次世界経済見通しの中で、カンボジアはフィリピン、ベトナムと並んで2023年に最も堅調なRCEP経済の3カ国に入るとされています!!
また、カンボジアの経済はベトナムと同率2位で今年5.8%成長すると予想され、フィリピン経済は6%拡大するとIMFは発表しています。
今後のカンボジアの経済成長には注目です!!
それではまた!!