信用調査機関(CBC)の報告書によると、銀行とマイクロファイナンス機関は2022年までに25の州と首都の460万人のカンボジア人に470億ドル相当の信用ローン(信用貸し)を提供したとのことです。
報告書によると、提供された融資全体の42%以上がプノンペンに拠点を置く個人および団体に提供され、借り手の数は617万人と推定されています。
続いて、カンダル州は融資総額の5.9%を占め、借り手数は3万7400人で2位となっています。
3位はシェムリアップで融資シェアは5.3%で借り手は3万1600人、4位はバンテアイメンチェイで融資シェアは5.1%で借り手は2万1800人となります。
1.プノンペン:42%
2.カンダル:5.9%
3.シェムリアップ:5.3%
4.バンテアイメンチェイ:5.1%
CBCによると、全国の顧客の76%は1つの金融機関から借り入れていて、顧客の19%は2つの金融機関、残りの5パーセントは最大3つの金融機関を利用しているとのことです。
各州の平均ローン利用率は18歳以上の総人口と比較して約47%で、融資利用率が最も高い州はプノンペンで63%、プレアビヒアで62%、コンポンスプーで61%、パイリンで58%、モンドルキリで57%、そして最後にウドーミンチェイで47%です。
1.プノンペン 63%
2.プレアビヒア 62%
3.コンポンスプー 61%
4.パイリン 58%
5.モンドルキリ 57%
6.ウドーミンチェイ 47%
2022年末までのローン返済に関して、90日を超えた返済遅延率はわずか2.2%で、90日を超える返済遅延率が最も低い州は、タケオ州、ケップ州、プレイベン州、スヴァイリエン州、ストゥントレン州、カンポット州だったようです。
融資シェアは首都プノンペンに偏っていますが、融資利用率を見ると全国に金融サービスが提供され始めていという印象です!!
それではまた!!