カンボジアの貿易が2026年に入り拡大しています。税関総局(GDCE)の統計によると、2026年1~7月の貿易総額は約440億ドルに達し、前年同期から大きく増加しました。輸出と輸入の双方が伸びており、主要貿易相手国との取引拡大が全体を押し上げています。
■ 発表の概要
2026年1~7月のカンボジアの貿易総額は約440億ドルとなりました。前年同期と比較して大幅な増加となり、輸出・輸入の両方で取引が拡大しています。特に製造業を中心とした輸出の伸びに加え、国内の生産活動や消費、投資を支える輸入も増加しました。
カンボジアは近年、衣料品や履物、旅行用品(GFT)に加えて、電気・電子機器や自動車関連製品など輸出品目の多様化を進めています。こうした産業構造の変化も輸出拡大の背景となっています。
■ 背景
カンボジアの貿易は、米国、中国、ベトナムなど主要国との取引に大きく支えられています。特に米国向け輸出はカンボジアにとって重要な外貨獲得源となっており、製造業への外国直接投資(FDI)拡大とも結び付いています。
一方、中国やベトナムなどからは原材料、機械、電子部品などの輸入が行われています。輸入の増加は貿易赤字につながる一面があるものの、国内工場の生産拡大に必要な中間財や設備の流入を示す側面もあります。
■ 今後の見通し
2026年の貿易拡大が続けば、年間の貿易総額は過去最高水準となる可能性があります。特に電子機器、自動車関連、農産物など、輸出品目の多様化が今後の成長を左右するポイントとなりそうです。
また、カンボジアはRCEPや中国との貿易協定、UAEとの経済連携などを活用し、輸出市場の拡大を進めています。製造業への投資と輸出市場の開拓が同時に進めば、貿易規模の拡大だけでなく、国内の雇用や物流需要の増加にもつながることが期待されます。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:Khmer Times「Kingdom’s trade reaches $44B in 7 months」



