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【カンボジア経済】恩恵なしでも機能する強い基盤を!!後発開発途上国からの離脱に向けて動き出す

カンボジア
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商務省(MoC)の発表によると、政府高官と国連貿易開発会議(UNCTAD)はカンボジアが後発開発途上国(LDC)のステータスを離れる際の脆弱性を評価する方法について話し合ったとのことです。

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LDCのステータスを与えられている国は、簡単にいうと貧困国ということになります。
貧困度合いを決めるための基準にに当てはまっている国はLDCステータスは与えられるのですが、カンボジアは近年の発展によりその基準から外れようとしています。
ちなみに、LDCステータスを与えられている国は大きな恩恵を受けることができます。


今回の発表では、カンボジアがこのLDCステータスから離脱しても(恩恵が無くなったとしても)問題ないかどうか調査して評価する方法について話し合われたということです。

調査が必要な4つの項目
  1. 地域の他の国と比較した生産能力の一般的な状況の分析
  2. 繁栄、平和、人間、環境、およびパートナーシップに基づく脆弱性の決定
  3. 脆弱性の影響
  4. 経済的および環境的回復力の政策



つまり「脆弱性=国の脆さ」を調査してLDCステータスから離脱した後もカンボジアという国はやっていけるのか?
ということを今後評価していくということです。


カンボジアは2021年の国民総生産(GNP)、人間開発指数(HDI)と経済的および環境的脆弱性の評価でLDCステータスから離脱要件を満たし、2024年に2回目の評価を受ける予定になっています。
2回目をクリアすることで、カンボジアLDCステータスから離脱することになります。


過去20年間の高度な経済成長により、カンボジアは低所得国から低中所得国へと移行し、フンセン首相が明言した2030年に高中所得国になるというビジョンがあります。
このビジョンを達成するためにも、カンボジアには恩恵なしでも機能する強い基盤を作っていって欲しいですね!!


それではまた!!

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