カンボジア国立銀行(NBC)は9月21日、Chief(Cambodia)Commercial Bank Plc(Chief Bank)を3カ月間の暫定管理下に置きました。規制遵守に関する問題が確認されたためで、NBCはBaker Tilly(Cambodia)を暫定管理者に任命し、同行の財務・業務状況を調査します。
■ 発表の概要
暫定管理は9月21日から開始され、Baker TillyがChief Bankの資産、業務、帳簿、記録、システムなどを管理します。3カ月間の調査結果をNBCに報告し、その内容を踏まえて今後の対応が判断される予定です。
今回の措置に伴い、預金口座からの出金や送金などの資金流出取引は当面停止されます。一方、同行から融資を受けている顧客については、既存の契約に基づく返済を継続する必要があります。
■ 背景
Chief Bankは2013年に専門銀行として営業を開始し、2018年6月にNBCから商業銀行免許を取得しました。今回の措置について、報道では「規制遵守上の問題」が理由として示されていますが、NBCは今後の調査を通じて同行の財務・業務状況を確認する方針です。
NBCは2026年8月にもCCU Commercial Bank、Heng Feng Cambodia Bank、HH Bankの3行の免許を取り消し、清算手続きに移行させています。NBCは3行の資産・預金・融資が銀行システム全体の約0.5%にとどまるとして、金融システム全体への影響は限定的との見解を示していました。
■ 今後の見通し
今回のChief Bankへの暫定管理は、現時点で銀行の免許取り消しや破綻を意味するものではありません。まず3カ月間の調査を通じて同行の状況を確認し、その結果を基にNBCが次の措置を判断する流れとなります。
利用者にとっては預金の出金・送金が停止されているため、今後のNBCおよびChief Bankからの正式な案内が重要になります。NBCは、今回の措置について公式情報を確認するよう呼びかけています。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/502027878/nbc-puts-chief-bank-under-provisional-administration/



