カンボジア証券取引所(CSX)に上場している会社が続々と第4四半期の財務報告を行なっていますね!!
CSXの公式サイトで上場企業の年間報告書がまとめられてから詳しく記事にしていく予定ですが、今回はクメールタイムズで取り上げられている分に関してさらっと紹介していきます。
PPSP
月曜日に発表された四半期報告書によるとPPSPは前年比36%近く収益が増加して420万ドルを超えたとのことです。
今回の増益のポイントとしてはコロナの影響で製造業が大打撃を受けているにも関わらず、プノンペン経済特区では賃貸収入が四半期中に増加したことです。
賃貸収入は2019年の同時期から100万ドル以上増加し、同社に517,000ドル以上の収益をもたらしましたようです。
また、土地の売却による収入が当四半期で最大の収益源となり228万ドルを超えました。
PAS
シアヌークビル自治港の2020年の財務諸表によると、2020年のシアヌークビル自治港の利益は54%減の1,037万ドルだったとクメールタイムズが報じました。
原因については同社の代表者が以下のように述べています。
「COVID-19は私たちのビジネスに大きな影響を与え、損失をもたらしました。一部の企業はパンデミックのために破産しました。当社はローンの返済義務を負っており、金利と為替レートの両方が[利益の減少に]影響を及ぼしました。2020年にスループットが向上しましたが、それはわずかな増加であり、[利益の低下を回避するには克服できない]マイナス要因が多すぎました」と代表者は述べています。
引用元:「Sihanoukville Port reports profits down in 2020」
翻訳:Google翻訳
報告書によると主な借り先は国際協力銀行(JBIC)と国際協力機構(JICA)であり、これらは年利1.26〜3.7%とのことです。
ABA(社債上場)
Advanced Bank of Asia Limited(ABA Bank)は、先日発表された四半期報告書で税引前利益が19.12%増加して5,020万ドルになったとクメールタイムズが報じました。
この増益は、銀行の受取利息の26%の増加、手数料の8%増加、間接費を20%削減した営業費用の最適化によるものであると報告されています。
格付け評価でも国内最大手であるアクレダ銀行と並ぶ高評価を受けている他、都市部に住む人にとっては欠かせない銀行という地位を確立しているので今後の成長が期待できそうですね。
個人的な話ですが、PPSPの株価が大暴落から1度落ち着いてくれたので安心しています。
少しずつですが暴落期間に買っていたおかげで現在若干の含み益が出ているという感じです。
早く自社株買いを開始して欲しい限りです。
それではまた!!