カンボジアのインフレ率は2022年6月に前年比で7.85%に上昇し、前月5月には前年比7.17%の上昇で過去10年間の最高値でしたが、それを上回る形になりました。
リエル価格は5月には1ドルあたり4,093リエルでしたが、6月は1ドルあたり4,091リエルとなっています。
また、カンボジア国立銀行(NBC)の最新のレポートによると、国際貿易赤字はさらに約8億9,800万ドル縮小しました。
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NBCが発表した経済・金融統計やシンクタンク政策研究センター(CPS)のエグゼクティブディレクターであるチャン・ソファル氏によれば、今回のインフレ率上昇の主な原因は石油と食品の価格の上昇であるとのことです。
また、ソファル氏は“石油の消費は輸送コストの上昇を引き起こし、最終的には商品価格の上昇を引き起こしました。”と述べています。
投資顧問会社メコン・ストラテジック・パートナーズのマネージング・パートナーであるスティーブン・ヒギンズ氏は、インフレ率7.85%は非常に高くこれはピークに達していると考えられていて、今年の6月以降は減少傾向にあると述べています。
また同氏は、原油価格の下落によりインフレ率は低下し始めると予想していて“インフレは来年半ばまでにかなり快適な水準に戻ると我々は考えている”とも述べています。
世界中で何かと話題のインフレですが、カンボジアには早く適正値に戻ってほしいですね!!
ちなみに、リエル価格に関しては非常に安定しているように感じます!!
カンボジア中央銀行は非常に優秀なので今後にも期待していきましょう!!
それではまた!!