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【カンボジア不動産】カンボジアで不動産テックは流行っているのか?トークン化された不動産投資サービスが開始!?

カンボジア
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最近は〜テックという言葉を多く耳にしますね!!
〇〇×テクノロジーということで、幅広い業界でトレンドになっているかと思います。


個人的に、カンボジアで一番最初に思い浮かぶのは金融×テクノロジーのFinTechですね。
カンボジアFinTechといえば、中央銀行が提供するデジタル通貨であるバコン(Bakong)がすぐに思い浮かびます!!


一方で、不動産×テクノロジーのPropTechが発展しているイメージはあまりないというのが個人的な感想でしたが、
そんなことは無い!!と言わんばかりにクメールタイムズがカンボジアの不動産テックについて記事を出していたので、簡単にまとめていきたいと思います。

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・不動産テック(PropTech)とは



不動産テック(PropTech)は不動産とテクノロジーの連携を意味します。

具体例

・不動産シェアリングエコノミー(AirBnB等)
・アレクサ等のスマートホームIoTデバイス
・VR内見
・不動産電子契約
・ビックデータ分析ツールを用いた不動産調査
・アプリで不動産管理
・物件検索プラットホーム
・メタバース
etc…



やっと日本でも売買における電子契約が認められましたね。
日本の不動産業界は昔ながらを重んじる業界で、最新テクノロジーの進出が遅れているように感じます。
これは日本だけなのか?と思っていましたが、過去10年間で世界中で9000以上の不動産テック企業が設立されたようですが、アジアの不動産テック企業は世界で見ると約3.5%しか占めておらず、さらには中国企業がこのほとんどを占めているようです。
アジアでは全体的に不動産テックが浸透しずらいのかもしれません。


個人的には、最新テクノロジーの受け入れに寛容なカンボジアにおいてはこの分野でチャンスがあるのでは?と思ったりしています。

・カンボジアの不動産テック



正直なところ、カンボジアで不動産テックが浸透しているかというと微妙ですね。
物件の情報収集は実際に現地に出向いたり、Facebookで見つけたり、ショッピングモールにて販売会を行ったりが主流です。
また、スマートホームIoTデバイスや不動産電子契約、ビックデータ分析ツール等も浸透していないと感じています。


しかし、前章で述べたように、まだ浸透していないだけで受け入れるポテンシャルはあると思っています!!
そこで、今カンボジアで注目されている不動産テックについてまとめていきます!!

・VR


Realestate.com.khはWEBとアプリにて物件検索プラットフォームを提供しており、30,000を超える物件情報と毎月200,000人の訪問者がいます。

同社は、2022年第1四半期にRealSee VR テクノロジーを使用するために、不動産テック企業である KE Holdings Inc.(Beike)と戦略的パートナーシップを結びました。

実際に僕もこのサイトを利用するのですが、最近VR360°内見の機能が実装されましたね!!
その他にも便利な機能が色々あるのでカンボジア不動産を検討する上では欠かせないサービスかと思います。


・ビックデータ


アジア開発銀行 (ADB)は、デジタル技術とビッグデータが東南アジアにおけるCOVID-19後の急速な経済回復の鍵であると報告していて、不動産開発において特に東南アジアはさらなる成長が予測されています。

開発にあたり、外国企業、地元企業共にビックデータを用いた分析への需要は増しています。
データが集まれば集まるほど精度は上がるので、この分野の発展は今後欠かせないですね!!

また、最近では信用情報を提供するCBCとデジタル不動産鑑定サービスを提供しているVTrust Appraisalが提携を結んだことが話題になりました!!


・ブロックチェーン


ブロックチェーンと聞くと金融のイメージが強いかもしれませんが、資産の所有権を記録して譲渡するための安全な手段として不動産とも相性が良いとされています。

最近、Naki Group CoLtdというカンボジアの不動産開発企業が、Silvertown Tokenというカンボジアで初のトークン化された不動産投資サービスを間もなく開始すると発表しました。
カンボジア不動産市場への参入ハードルを下げ、透明性、流動性を持った取引が可能になるとのことです。

これは注目したいですね!!
簡単にいうと不動産投資信託のように小口で資金を集めて証券化する方法に近いと思います。
流動性に関しては間違いなくアップすると思います。

・最後に



不動産テックと言っても、その中には幾つもの分野が存在します。
カンボジアに相性が良い分野を見つけて、カンボジア国内で不動産テック企業が誕生していくのか?
または、外資系企業が進出してきて大きくこの業界を発展させていくのか?


不動産とテクノロジーの両分野に興味がある僕としては、今後の展開が楽しみです!!
これからも多角的にカンボジア不動産の情報を発信していきます!!


それではまた!!


参考記事PropTech in Cambodia

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