調和こそがカンポットの魅力
カンポットペッパーで有名なこの州は、カンボジア国内では有名な観光地として知られています。
フランス植民地時代の面影を残す街並みと、自然豊かな風景との調和により時間が経つのを忘れて長い時間ボーッとできるくらい居心地の良い街です。
カンボジアに移住してきて初めての旅行はこのカンポット州でした!!
しかも、超スピード婚で移住してきたので新婚旅行でいきました!笑
1番思い出に残っているのは、
リバーサイドの夕暮れ
です!!
心が癒されました。
新婚旅行って、ハワイとか、グアムとか…
こんなイメージでしたが、
ハワイやグアム等の南国とはまたちがった、
というよりも、より充実した旅になったのでその様子を訪問順に記録していきます。
・ボーコー国立公園

ボーコー国立公園(標高約1000m、総面積約14万ヘクタール)はカンボジア南部のドムレイ山脈の一部です。希少な動植物が生息し世界遺産の候補にも上がったことのある場所です。
フランス植民地時代には避暑地(ボーコーヒルステーション)として、協会やカジノ、ホテルが建設されフランス人や王族で賑わっていました。
現在ではそれらの建築物が廃墟となり、廃墟巡り観光が人気です。
観光産業に力を入れるカンボジアではボーコー都市開発が計画されており、さらなる観光客獲得に力を入れているようです。

ボーコー国立公園の観光は車もしくはトゥクトゥクでまわります!
ツアーを予約している人たちはバスで観光していましたね!!
私たちは車をレンタル(ちゃんとカンボジアの免許証持ってます!笑)していきました。
プノンペンから約4時間運転して結構疲れていたのですが、山道から覗く絶景のおかげで疲れも吹き飛びました!

ここは休憩ポイントとなっている仏像見学スポットです。
山を登るに連れて霧が濃くなっていき運転が少し怖かったです…
多くの人がここでトイレ休憩や食事をしていましたね!!

さらに車で山を登って行くと、レンガ造りの建物が現れてきます。
ここはポルポト時代にクメールルージュによって虐待施設として利用されていたとか。
ボーコー国立公園は内戦時代に戦場となり、多くの爪痕が残されています。
重々しい空気が漂う中ではありますが、多くのウォールアートを見学することができます。

この案内図を見る限り、フランス時代の廃墟群であるボーコーヒルステーションまではかなりの距離がある…
運転するの結構大変です。
休憩ポイントはたくさんあるので車で来る人はこまめに休憩しましょう!!

やっと廃墟の目玉であるカジノの廃墟に到着!!
あれ??
綺麗じゃない??
そうなんです。
以前はカジノの廃墟としてボロボロになった様子が見学できたのですが、現在は改修工事が行われ、綺麗なホテルとなって生まれ変わっていました!笑
廃墟を見るのが楽しみだったのに!
しかも霧が濃すぎて綺麗な景色を楽しむことができませんでした…
綺麗になった様子はこちらで確認!!

私がボーコー国立公園観光で1番見たかったのが、このカトリック協会の廃墟です。
見てください濃霧が最高の演出をしてくれました!!
まるでハリーポッターの世界に舞い込んだような景色です。
天気がいい時は、インスタ映えスポットとして多くの人が立ち止まっているようです!!

これはWat Sampov Pramでの1枚です。
山頂付近に位置するこの寺院は本来であれば絶景を眺めることができたのですが…
ご存知の通り濃霧により絶景を撮影することはできませんでした。
晴れのひの絶景はGoogleマップで確認してみてください。泣

こちらはBokor Lakeです。
さすが山頂付近!!水がすごく綺麗でした!!
この椅子にお嫁ちゃんと一緒に座って湖を眺めたのはいい思い出です!!
ちょっとコケが生えてて汚かったですが。

最後の観光スポットに向かう最中に、新しく建築されたであろう建物がずらっと並んでいました!
これはもしや都市開発計画が事業決定して都市化が始まったのか??
とにかく、ボーコー国立公園の都市化は少しずつ動き出しているのかもしれません!!
今後が楽しみです!

最後の観光スポットのPopokvil Waterfallです!!
私たちが行ったのはクメール正月の時期だったのですが、残念ながらこの時期は水が少なく、インパクトのある滝を見学することはできませんでした。
濃霧だったり、時期的要因だったりでボーコー国立公園の全てを楽しむことはできませんでしたが、かなり満足したことには間違いありません!!
ボーコー国立公園まではプノンペンから車で約4時間かかります。
ボーコー国立公園内も車での移動で、少なくとも3時間くらいは必要です。
車で来る方は覚悟しておいてください!笑
・Tow Moons Hotel

私たちが宿に選んだのはTow Moons Hotelです!!
このホテル最高でした!!
何と言っても上の写真にあるように圧倒的なリゾート感!!
価格はとてもリーズナブルでクメール正月の繁忙期でも大人2人で1泊$25程度でした!!
夜にお嫁ちゃんとプールではしゃいだのはいい思い出です!!
南国特有の観葉植物と緑の外壁が見事に調和していますね!!

こんなおしゃれなお部屋と

エロティックな照明に包まれたシャワールーム。
非日常を味わうにはもってこいのホテルですね!!

こちらは昼間は受付、夜はバーとして営業しています。
アパートメントとして1ヶ月単位で賃貸ししているようで、多くの欧米人が住んでいるのが見受けられました!!
場所はリバーサイド沿いなので、夜のお出かけにも最適な場所です!!
とにかく文句なしのホテルでしたので、カンポットへ行く際はぜひ宿泊してみてください!!
イタリア人オーナーのオバちゃんが最高の笑顔で出迎えてくれますよ!!
予約をするならagodaをオススメしまし!!
ベストプライス保証つきなので安心ですし、カンボジアでホテル予約と行ったらagoda1択ですからね!!
・ディナーはRusty Keyholeで決まり

夕日を眺めながら、
「カンポットに住みたい」
ずっとこう思っていました。
車の運転の疲れは全て癒されました。


ビールとワインで乾杯です!!
思い出すだけで幸せです。
早くもう1度カンポットに行きたい!!



写真では伝わりづらいですが、かなりのボリュームです!
このお肉に関しては、特大という表現が正しいと思います!!
これだけ食べてお酒も飲んで2人で$15程度でした。
どんなに控えめに言っても最高でした。
場所はTow Moons Hotelの目と鼻の先です!!
Tow Moons HotelからのRusty Keyholeはお決まりコースですね!!
最高の水上レストランで最高の夕暮れを楽しんでください。
・夜の街

ネオン輝くリバーサイド沿いを歩きながら夜の涼しい風に吹かれるのはとても気持ちいいです!!


クメール正月期間中だったので、リバーサイド沿いはお祭り騒ぎでした!!

カンポットのリバーサイドにはライトアップされた水上レストランがたくさんあります。
おしゃれなお店が建ち並ぶプノンペンのリバーサイドとはちょっと違ってカンボジア独特の雰囲気が楽しめました!

ものすごい躍動感のある写真ですが、カンポットの名産であるドリアンの像の写真です!!
なぜこんな躍動感があるかというと、カンポットではクメール正月にドリアン像の周りで水祭りをしているからです!!
水てっぽうを持って容赦無く人々に向けて乱射する若者、しまいには地元の消防団が消防車を率いて人々に放水し始めます!!笑
もちろん外国人観光客は標的です。
ビチョビチョになってホテルへ帰りました!笑


ナイトマーケットには遊園地が併設されていました!笑
移動式でクメール正月限定で開園しているのか、常にあるのかはわかりませんが、街は深夜までお祭りさわぎでした!!
・朝食はヨーロッパスタイル

朝食はDouceurs du Cambodge et de Franceで食べました。
朝は欧米人の人たちがランニングをしたり、カフェでコーヒーを飲んだりと、平和な雰囲気が漂っています。
街の建物も西洋風で、
ここはヨーロッパか?と錯覚してしまいます!

お嫁ちゃんと2人とはいえ注文しすぎました!笑
どれもかなり美味しいです!!
しかし、食べすぎには注意しましょう。
写真では伝わらないシリーズで、かなりボリューミーです。
大人が2人してかかっても少し残してしまいました!笑
確か2人で$15くらいでした。
食べすぎですね…笑
・お土産はカンポットペッパー

カンポットのお土産といえばカンポットペッパーです!!
知り合いの日本人シェフにプレゼントしたところ大絶賛してくれたので味は確かです!!

白コショウや黒コショウ、生コショウ等品揃えはバッチリです!!
小分けされた商品も豊富なので、お土産を渡す人が多い場合でもコストを抑えて購入できます。
お土産購入はこのお店で決まりですね!!
・最後に
カンポットとは近代化に染まりきっていない現地の良さとフランスの文化がうまく調和し、
ゆったりとした時間の流れを作り出し、心が癒され、
いつまでもここに居たい…
そんな気持ちにさせてくれる街です。
これはカンボジアでしか味わえない感覚です。
プノンペンからなら1泊2日でも十分楽しめます!!
この記事があなたがカンポットへ行くキッカケになれば幸いです。
それではまた!!