プノンペンの国道4号線沿いで進められている総合排水インフラ整備プロジェクトが、現在93%の進捗率を達成し、市内の洪水対策が大きく前進しています。
2025年6月2日には、公共事業運輸省のヒアン・ヴタ技術サービス総局長と、下水処理システム総局長のチャオ・ソファフィバル氏が現地を視察し、工事の進捗状況や技術仕様、スケジュールの遵守状況などを確認しました。
視察では、プロジェクトの効率性や課題への対応についても評価が行われました。
両氏は、技術スタッフや建設関係者に対し、2025年7月の完成を目指し、引き続きタイムリーに作業を進めるよう強く求めました。
この排水プロジェクトは、PHNOM PENH PRECAST PLANTS CO., LTD.とTCM ENGINEERING COMPANY LTD.によって管理されており、一部のシステムはすでに2024年7月5日に稼働を開始しています。
特に重要なボックスカルバート(箱型排水構造)は、カンボール地区やポーセンチェイ地区での大雨による洪水を緩和する目的で設計されており、公衆衛生や都市の景観向上にもつながると期待されています。
このプロジェクトの完成により、プノンペンの市民は排水能力の大幅な改善を実感でき、より安全で清潔な都市環境が実現することが期待されています。
プノンペンではスコール時に道路冠水してしまう場所がいくつもありますが、この排水システムによってプノンペン郊外のカンボール地区やポーセンチェイ地区では将来的に改善が見られそうですね!!
プノンペンの中心地でも排水システムのアップグレードに期待したいところです。
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/progress-on-phnom-penhs-drainage-system-project-reaches-93-completion/
【カンボジア生活】洪水に強いプノンペンへ!!国道4号線沿い排水プロジェクトが進捗93%で最終段階へ

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