カンボジアを訪れる外国人観光客数が大幅に減少しています。2026年1~4月の外国人観光客数は約130万人となり、前年同期比で約46%減少しました。観光業はカンボジア経済の重要な柱の一つであり、今回の急減はホテル、飲食、不動産など幅広い分野への影響が懸念されています。政府は観光客誘致の強化を進めていますが、回復への課題も浮き彫りとなっています。
■ 発表の概要
カンボジア観光省の統計によると、2026年1~4月の外国人観光客数は約130万人にとどまり、前年同期から大幅に減少しました。第1四半期(1~3月)だけでも約101万人となり、前年同期比で約45%減少しています。主な訪問者数の減少は、中国や近隣諸国からの旅行需要低下が背景にあるとみられています。
特に観光業界では、ホテル稼働率や観光関連サービスへの影響が懸念されており、観光収入の落ち込みが地域経済に波及する可能性があります。
■ 背景
カンボジア観光業は新型コロナウイルス後に回復基調を見せていましたが、2026年に入り状況が変化しています。観光関係者からは、オンライン詐欺問題に関する国際的な報道や、タイとの国境問題への懸念などが旅行需要に影響している可能性が指摘されています。中国人観光客についても減少傾向がみられています。
また、カンボジア観光の象徴であるアンコール遺跡群でも外国人来場者数の減少が報告されており、観光需要全体の弱さが浮き彫りとなっています。
■ 今後の見通し
政府はビザ制度の緩和やクロスボーダーQR決済の導入、航空路線の拡充などを通じて観光客誘致を強化しています。また、デジタルノマド向けの長期滞在ビザ導入を求める声も高まっており、新たな訪問者層の開拓が課題となっています。
一方で、観光客数の回復にはカンボジアの安全性や国際的なイメージ改善も重要になるとみられています。市場関係者の間では、2026年後半にかけて中国市場の回復や新規航空路線の効果が現れるかどうかが、観光業復活の鍵になるとの見方が出ています。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501914179/cambodia-draws-1-3-million-foreign-tourists-in-first-four-months-down-almost-46/

