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【カンボジア不動産】キャピタルゲイン税の徴収延期は駆け込み売却を抑制したのか?

カンボジア
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先日記事にした通りキャピタルゲイン税の徴収開始が2022年1月1日に延期されました。
その決定はカンボジア不動産業界にどのような影響を与えているのか?
この問題についてクメールタイムズに記事が上がっていたので紹介します。


After its approval earlier this month, the industry had been preparing for the impact of a capital gains tax, noting an increase in listings and requests the property be sold before the Jan 1 implementation.
The industry has now said its delay will allow for a wider window to disperse immediate sales over the next 15 months adding that  it is expecting some sellers to take their property off the market.

今月初めの承認後、業界はキャピタルゲイン税の影響に備えており、リストの増加に注目し、1月1日の実施前に不動産の売却を要求していました。
業界は現在、その遅延により、今後15か月間で即時の販売を分散させるためのより広いウィンドウが可能になると述べており、一部の売り手が自分の資産を市場から撤去することを期待していると付け加えています。

引用元:KHMER TIMES「Tax delay offers market ‘more breathing room’」
翻訳:Google翻訳



少しわかりやくす説明すると、

不動産業界は2020年10月9日に決定した2021年1月1日の税徴収開始前までに不動産を駆け込み売却する流れになっていたが、税徴収延期によってその駆け込み売却の波を緩やかにすることが可能になった。
そして、この延期によって一部の不動産所有者が売却することを考え直してくれることを期待する。



とのことです。


あくまで個人的な見解ですが、むしろ売却が加速しそうな気がしています。
確かに駆け込み売却の波を分散することはできますが、猶予を与えたことには変わりありません。
すでに購入時よりも数倍の価値がついている物件はザラにありますし。
コロナ不景気や駆け込み売却により地価下落の不安を抱えた投資家(特に外国人)にとって今回の延期によって売却の準備をする時間を十分に与えられたことになったので、これを機に利益確定するか!と考える人が増えてくる可能性があります。



この記事で書いたように、新築のコンドミニアムがディスカウントを余儀なくされているので中古コンドミニアムの販売価格設定には気をつけないと行けませんね!!
あとは、同じコンドミニアム内で多数の物件が売りに出されると価格競争になりやすいので注意ですね。


これから投資をしよう!!という方にとってはチャンスかもしれないので物件情報にはアンテナをはっておきましょう。


それではまた!!

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