2018年頃からビットコインをはじめとした仮想通貨やアルトコインと呼ばれるような暗号通貨の取引が盛んになってきていますが、昨日のクメールタイムズは記事でカンボジア中央銀行がデジタル通貨である「Bakong(バコン)」の流通を正式に始動させると報じました。
The National Bank of Cambodia (NBC) yesterday officially launched Bakong, a payment system infrastructure that it says enables banks and other financial institutions to work together, with an emphasis on safety, efficiency, cost-saving and, more importantly, financial inclusion.
引用元:KHMER TIMES「NBC officially launches its Bakong payment system」
カンボジア国立銀行(NBC)は昨日、銀行と他の金融機関が安全性、効率性、コスト削減、そしてさらに重要なことに金融包摂に重点を置いて協力できるようにする決済システムインフラストラクチャであるBakongを正式に立ち上げました。
翻訳:Google翻訳
カンボジア国立銀行と日系企業のソラミツとの共同開発とのことで去年あたりから注目していたのですが、ついに始動しました!!
僕は個人的に興味があったので試用期間中の昨年12月頃にアプリをインストールしていたのですが、一度も使うことがありませんでした。
(使える場所がほとんどなかった…)
しかし、正式始動ということもあり今後カンボジア国内のキャッシュレス決済や送金に置いてかなり役立つと思うので期待したいですね。
カンボジアは他銀行間の送金システムが整っていなかったためにどのビジネスにおいても複数の銀行口座を管理することが一般的でしたが、「バコン」の登場によりその欠点が解消されることが期待されています。
さらに銀行口座保有率が低いカンボジアにおいては、今までよりもスムーズにお金の受け取り送金ができるようになるためeコマース事業の発展に繋がる可能性もありますね!!
(Wingというサービスを使って銀行口座なしで現金をバコンに交換できます。)
I would like to strongly stress that the Bakong system is not a central bank digital currency of the National Bank of Cambodia.
引用元:KHMER TIMES「NBC officially launches its Bakong payment system」
バコンシステムはカンボジア国立銀行の中央銀行のデジタル通貨ではないことを強く強調したいと思います。
翻訳:Google翻訳
記事の中にこのような文がありました。
英語がそこまで得意ではないのでニュアンスがわかりませんが、中央銀行は「バコン」の開発には携わっているが「バコン」は法定通貨ではないということだと思います。(詳しい人教えて下さい)
中央銀行がブロックチェーン技術を使用して決済システムのサービスを提供するというのはカンボジアが世界初なのではないでしょうか。
今後カンボジアがデジタル通貨の導入により世界からますます注目されることを期待したいですね!!
それではまた!!