【カンボジア観光】ビザ無しでフーコック島に！？カンポット国際観光港は来年100万人の観光客を目標に

カンポット国際観光港（KITP）が新たにオープンし、今年は50万人の観光客を誘致、来年には100万人に倍増すると予想されています。
この港は、カンボジアと周辺国を結ぶ観光と経済の新たな拠点となることが期待されています。


KITPを運営するAZグループの子会社は、高速フェリーサービスに関して長距離バスサービスや物流で有名なVireak Buntham Express Co. Ltd.（VET）と提携しました。
VETのCEO、ネアク・オクニャ・ビレアク・スオ氏は、この協力が観光客の移動をスムーズにし、カンボジアのホスピタリティサービスや交通部門の発展に寄与すると述べました。


国際フェリーサービスの第1弾として、ベトナムのフーコック島（カンボジア名：トラル島）への運航が開始されます。
このフェリーは300人を収容し、1日2便、片道40分の航海が予定されていて、特筆すべきは、カンボジア人および外国人観光客がフーコック島を訪れる際にビザが不要であることです。
さらに、今年後半にはシハヌークビルやココン、タイ南部のトラートへのサービスも計画されています。


KITPは総工費1,000万ドル、面積4.5ヘクタールで、アジア開発銀行の資金援助を受けて建設されました。
当初は2022年の完成予定でしたが、技術的な問題により、正式な開港は2024年12月にずれ込みましたが無事にオープンすることができましたね！！


カンポットはアンコールワットに次ぐカンボジアの人気観光地で、大晦日には約38万6,000人の観光客が訪れています。
この地域はプノンペンから150kmとアクセスが良く、豊かな自然や環境に優しい宿泊施設が魅力です。
また、カンボジア政府とAZグループによる官民パートナーシップで整備が進められ、地域経済への貢献が期待されています。


カンポット州観光局のソイ・シノル局長は、「アクセスの良さや多彩な観光スポット、リラックスできる環境が観光客を惹きつけている」と語っています。
新たな観光港の開港により、さらなる発展が見込まれていますので今後のカンポットには注目ですね！！


それではまた！！