プノンペン水道公社(PWSA)がカンボジア証券取引所(CSX)に提出した最新の報告書によると、2024年6月30日までの第2四半期の同社の純利益は24億KHRで、2023年の同時期の132億KHRと比べて81.7%減少したとのことです。
報告書によると、バケン浄水場の稼働開始後の水圧問題や漏水などにより、この期間の非収益水道料金が27.1%増加したことが利益減少の主な原因であると詳述されています。
また、水道網の変更によって漏水が増加しており、その緩和には継続的な作業が必要であり「地域的な調整と水圧安全弁の設置には完了までにほぼ1年かかる」としています。
売上については前年同期の996億KHRから7%減少し、926億KHRとなりました。
一方で、2024年6月30日までの累計6か月間では、純利益は前年同期の516億KHRから5.6%増加して545億KHRとなり、売上は合計1992億KHRで、前年同期の1826億KHRと比べて9.1%増加しています。
これまで安定していたPWSAの株価が下がってきていたので、何かあったのかなと思っていましたが、バケン浄水場の稼働開始後の問題が原因かもしれませんね。
バケン浄水場は、しっかりと問題解決すれば今後の増収増益の鍵になると思うので、今はバーゲンセールだと思って、また少しずつ買い増ししていければと思っています。
今は、シアヌークビル自治港(PAS)とプノンペン水道公社(PWSA)に狙いを定めていこうと思っています。
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501569246/pwsas-profit-dips-in-q2-citing-water-losses/