2024年4月に行われたプノンペン市当局の作業会議で、プノンペンの「パブストリート」に関する議論が行われ、クオン・スレン知事は年末までにプロジェクト全体が完成するだろうと述べていました。
現在でも年末完成に向けて計画が進行しているようです。
そもそもパブストリートとは、シェムリアップというアンコールワットで有名な街にあるナイトライフエリアで地元民や観光客に大人気のエリアです。
シェムリアップでの大成功を受けて、首都プノンペンの観光産業をさらに後押しすることを目的として新パブストリートプロジェクトが始まりました。
プノンペン市当局の計画によれば、新パブストリートとそれに接続する歩行者専用ゾーンは、プノンペン市ダウンペン地区ワットプノンコミューンのカンボジア郵便局の前に建設されるとのことです。
この立地は、川沿いのエリアを中心とした多くの観光施設にアクセスでき、メコン川とバサック川の広大な景色を眺めることができます。
また、プノンペンのナイトマーケットにも近く、ショッピングや食事を楽しむために多くの地元や海外からの観光客が集まるエリアになります。
計画によれば、プノンペン・パブストリートの歩行者専用区域は総面積57ヘクタールの3つのエリアに分割される予定のようです。
ゾーン1
総面積3.3ヘクタールの正方形で、郵便局の前に位置し、商業エリアとして設計されていて、食品およびショッピング街として再編成されます。
ゾーン2
総面積20.7ヘクタールで、主に飲食店街として設計されていて、正にパブストリートとして知られることになるエリアです。
ゾーン3
総面積は34ヘクタールで、観光エリアとして設計されています。
プノンペン当局は、歩道、アクセス路、緑地や庭園、トイレ、臨時駐車場の改良や、店舗、レストラン、ホテル、バーの入居誘致など、この地区を改造する計画を遂行中です。
新パブストリートによってプノンペンがさらに活気で溢れることを期待したいですね!!
ところで、最近この新パブストリートと同じダウンペン区で気になるニュースがありましたね。
そのニュースはこちらの記事になります。
この新パブストリートと同じダウンペン区に世界的ホテルブランドのリッツ・カールトンがオープンする予定になっています。
リッツ・カールトンの立地選定は王宮やメコン川が一望できる立地であることと、道路が整備されていること、更にはこの新パブストリートの計画があったことが要因かもしれませんね。
数年でこのエリアの観光の質がアップグレードされていき、多くの人を惹きつけていくかもしれません。
ちなみにダウンペン区というのはこのエリアです。
今後、このダウンペン区という場所の価値や印象が変わってくるかもしれません。
現時点では、いい意味で変わると思っていますので今後の進展に注目していきたいです!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501567691/will-new-pub-street-inject-extra-fizz-to-phnom-penh-nightlife/
https://www.khmertimeskh.com/501480751/phnom-penh-to-get-its-own-pub-street-by-year-end-to-boost-city-nightlife-options/