カンボジア政府は「2024年から2030年の電気自動車開発に関する国家政策」の最終仕上げを行っており、間もなく発表されるとのことです。
この政策は、国の交通システムに革命を起こすことが期待されているとのことで注目です。
2023年12月の公共事業運輸省(MPWT)による最後の集計によると、カンボジアの道路を走っている電気自動車(EV)は1,489台のみだそうです。
しかし同省は、カンボジアには2030年から2040年の間に100万台以上の電気二輪車と三輪車が走り、2035年から2042年の間には約10万台の電気自動車が走ると予想しています。
また、同省の調査によると、EVを使用すると、電気バイクの場合は年間平均133ドル、電気自動車の場合は1,069ドルの燃料費を削減できるとのことです。
全世帯でEVを併用することで得られる潜在的な節約額は、2030年までに年間1,400万ドルから7,800万ドルに達し、2050年までに節約額は年間5億900万ドルから17億6,000万ドルに達する可能性があるそうです。
一方、課題としては、充電ステーションのインフラ敷設と電池やバッテリーの廃棄施設が必要になることです。
MPWTの推定によれば、カンボジアは2050年までに9,900から33,800の充電ポイントが必要になる可能性があり、これには1億6,800万ドルから5億7,600万ドルの投資が必要となります。
インフラへの投資は民間部門の支援で賄われ、政策には充電ステーションのネットワーク開発を開始するための早期奨励プログラム(インセンティブ)が含まれる予定です。
2050年までにカーボンニュートラルを達成するというカンボジアのコミットメントのもとに、EV政策は成功に向けて前進してほしいですね!!
是非とも質の良いEVを入れてほしいですね。
日本企業に期待したいです。
それではまた!!