カンボジア商務省は報告書で、2024年の最初の7か月間の同国とRCEP(東アジア地域包括的経済連携)諸国との貿易額が198億7000万米ドルに達し、前年同期比16.8%増加したと発表しました。
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報告書によると、カンボジアのRCEP加盟国との貿易量は、今年1月から7月までの期間における総貿易量の63%を占め、RCEP諸国に52億ドル相当(13.2%増)の製品を輸出し、RCEP諸国からの輸入は146億7000万ドル相当(18%増)でした。
また、貿易相手国の上位5カ国は中国、ベトナム、タイ、日本、シンガポールです。
2022年に発効したRCEPは、ASEAN加盟国10か国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と、その貿易相手国5か国(中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)を含むアジア太平洋15か国で構成されています。
世界最大級の経済圏として注目を集め、保守主義の高まりと昨今の世界経済状況にも関わらず、加盟国に利益をもたらしています。
カンボジア商務省のペン・ソビッチート国務長官兼報道官は、RCEPはカンボジアの貿易成長の原動力であり、同国への外国直接投資をさらに引き付ける磁石であると述べています。
今後カンボジアでは、乗り越えなければならない課題が続出すると思いますが、この地域の製造と貿易の拠点としてその課題を凌駕する進化に期待していきたいです。
それではまた!!