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【カンボジア経済】BYDがカンボジアにEV製造工場を設立か!?交渉は最終段階へ

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カンボジアのフン・マネット首相は、カンボジア開発評議会(CDC)が中国の大手電気自動車(EV)メーカーであるBYD社と、国内でのEV製造工場設立について最終交渉中であることを明らかにしました。
同氏は、経済成長を促進するため、政府が真剣に取り組んでいると強調し、一部からの批判に反論しつつ、カンボジアの産業を多様化する重要性を語っています。


BYDは、テスラに匹敵するEV分野の世界的なリーダー企業であり、完全電気自動車(BEV)とハイブリッド電気自動車(PHEV)の生産で知られています。
首相は、このプロジェクトが来年具体的な成果を生むことを期待しており、これがカンボジアの製造業の発展における重要な一歩になると述べています。
現在、カンボジアではトヨタやフォードを含む複数の自動車メーカーが活動しており、同国の産業基盤は着実に成長しています。


一方で、首相はカンボジアが衣料品産業に過度に依存している現状を指摘し、競争力を維持するためには、高付加価値産業へのシフトが必要であり、特に自動車製造のような分野では高度なスキルが求められると述べました。
外国投資家からも、カンボジアにおける人材の質や訓練プログラムについて頻繁に質問されているとしていて、首相は、カンボジア人労働者が基礎的な技能を持ち、適切な訓練を受けることで柔軟に対応できると説明しています。


エナジーラボのナタローン・ゴ・ソン氏によれば、BYDの進出はカンボジアにとって大きなチャンスとなり、高度な技術を必要とする職業を創出し、労働者のスキルアップや再教育を促進すると述べています。
同社は2025年初頭にEV関連の技能開発プログラムを開始する予定で、この取り組みがカンボジアの若者に高収入の仕事を提供する足掛かりになると期待されています。


BYDの工場設立は、カンボジアの製造業を進化させるだけでなく、労働力のスキル向上を支える重要な機会となり、国際的な投資を呼び込む大きな一歩とみられていますので、工場設立に期待したいです。


最近イオンモールの車の販売ブースでBYDの車が展示されているのをよく見ます。
米中貿易摩擦の問題もこれから注目されてくると思いますが、BYD社としてはできるだけ多く国外に製造工場を作っておきたいのだと思います。
来年には結果がわかると思うので注目していきたいと思います。


それではまた!!

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