カンボジアでは全国で770万以上の土地が登録されており、残りは150万区画のみとなっているようです。
これはカンボジアの土地登録の取り組みが大きく前進していることを示すもので、国土管理・都市計画・建設省(MLMUPC)は、2028年までに登録プロセスを完了し、土地の権利と管理をさらに強化することを目指しています。
土地の登録は順調に進んでいるものの、15,690件の土地紛争が報告されるなど課題に直面しており、そのうち14,919件は解決済みだが、 1,041件はまだ審査中であるとのことです。
サイ・サマール大臣は、2028年までに土地登記手続きを完了するという政府の公約を再確認し、全国の安定、発展、公平な土地利用を促進する上での重要性を強調しています。
カンボジアの土地権利は少し複雑になっています。
役所レベルでしか記録されていないソフトタイトルという所有権の形態が存在していて、それを全国レベルのハードタイトルに統一していく作業と、まだ未登録の土地の登録の作業を政府は進めています。
カンボジアの不動産取引の透明性と安全性の確保のためにも、早く全ての登録が完了することを願います。
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/cambodia-nears-completion-of-land-registration-targeting-2028-finish/