カンボジア証券取引所(CSX)は、2024年の市場状況と2025年の戦略計画についての報告書を発表しました。
報告書によると、2024年は世界的および国内的に不安定な投資環境の中であったにもかかわらず、CSXは数々の重要な成果を達成しました。
2024年には、新たにTelcotechとRoyal Group Phnom Penh SEZ Plcの2社が債権を上場し、取引所への新規参入が見られました。
また、アクティブな取引口座数が前年比26%増加し、新たに12,745口座が開設され、総数は58,394口座に達しました。
これらの成果は、国内投資家の信頼が高まっていることを示しています。
また、2024年の総取引活動の93%を地元投資家が占め、外国投資家の中では台湾、日本、中国、タイが上位を占めました。
一方で、世界市場の不確実性や国内消費の低迷などにより、2024年の1日平均取引額は前年比35%減少し、5億3500万リエルとなりました。
CSX指数も12.68%下落しました。
しかし、教育プログラムやセミナーを通じた金融リテラシー向上の取り組みが行われ、取引所の基盤強化が進められました。
2025年に向けて、CSXはさらなる成長を目指し、1日平均取引額を30万ドルに引き上げることや、15,000件の新規取引口座を開設する計画を立てています。
また、新たに6社の上場を予定しており、株式3社、債券4社の上場が期待されています。
技術面でも進化が予定されており、AIツールの導入やCSX Tradeプラットフォームの改善、証拠金取引の開始、価格制限の緩和、債券の決済期間短縮、証券を担保として利用可能にする新しい仕組みの導入などが挙げられています。
さらに、2025年にはカンボジア初のETF(上場投資信託)の立ち上げも計画されています。
これらの改革と計画を通じて、CSXは市場の多様化と流動性向上を目指し、投資家にとっての利便性を高めることを目指しています。
ただし、報告書では、目標達成のためには証券取引規制局や加盟企業との協力が不可欠であると強調されています。
2025年のカンボジア証券取引所の進化に期待したいですね!!
まだまだカンボジア株は黎明期ですので、超長期で見て投資をすることをおすすめします。
僕は2019年ことからカンボジア株を少しずつ購入しています!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501623244/csx-targets-to-bolster-exchange-in-2025/
【カンボジア株】2025年のCSXの計画まとめ!!来年はカンボジア初のETF立ち上げか!?
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