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【カンボジア金融】アクレダ銀行がカンボジア初の国債仲介銀行に認定

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カンボジア証券取引規制当局(SERC)は、ACLEDA銀行に政府証券仲介業者としての権限を与え、個人投資家や非銀行投資家も国債の入札や取引に参加できるようにしました。
これにより、ACLEDA銀行はカンボジア初の商業銀行として国債取引を行うことが可能となりました。


この発表は、SERCの局長であるスー・ソチェット氏、ACLEDA銀行の社長兼グループマネージングディレクターであるイン・チャニー氏、政府関係者が出席したセミナーで行われました。
ソチェット氏は、国債がカンボジア政府にとって経済・社会の発展のために資金を調達する重要な金融手段であり、経済財政省が発行する国債はゼロリスク資産と見なされると説明しました。


これまで国債は、カンボジア国立銀行のオークションプラットフォーム(NBCP)を通じて銀行や保険会社などの機関投資家向けに競売されてきました。
しかし、今回の決定により、銀行以外の投資家も政府証券仲介業者を通じて入札や取引ができるようになります。
ACLEDA銀行は、その役割を担う最初の銀行となりました。


イン・チャニー氏は、銀行を通じてカンボジア国債に投資することが国内外の投資家にとって新たな選択肢となり、国債投資が国家経済の発展に貢献すると述べました。
また、政府は2025年に国債発行を通じて約1億2,000万ドルを調達し、インフラや経済発展のための資金に充てる計画です。
2022年に導入された国債制度は、政府の国内収入を増やし、海外からの借入依存を減らすための新たな金融商品として注目されています。


さらに、カンボジア政府は2024年に総額4,400億リエル(約1億800万ドル)の国債を発行する予定です。
これは、経済成長を支える重要な財源となる見込みです。


経済財政省は2022年9月に国債の発行を開始し、政府が国内歳入を増やし、インフラ整備のために外国から借り入れる必要性を減らすことを可能にしました。
今回のアクレダ銀行の権限獲得により、これから個人投資家にも広く普及していく可能性があるので、今後の資金調達に期待ですね!!


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501648833/acleda-authorised-as-government-bond-intermediary/

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