カンボジアとRCEP(東アジア地域包括的経済連携)加盟国との貿易が、2025年の最初の5か月間で164億7,000万ドルに達し、前年同期の141億7,000万ドルから約16.3%増加したことが、商務省の公式報告書で明らかになりました。
このうち、カンボジアからRCEP加盟国への輸出額は43億ドルで、前年同期の39億7,000万ドルから約8%の増加となりました。
一方、輸入額は121億7,000万ドルで、前年の102億ドルから19.4%増えています。
カンボジアの主なRCEP貿易相手国は、中国、ベトナム、タイ、日本、インドネシアの5か国です。商務省のペン・ソビッチート国務長官兼報道官は、RCEPが世界貿易の活性化に重要な役割を果たしており、特にカンボジアにとっては輸出拡大と外国直接投資の増加につながる大きな要因だと述べました。
さらに、RCEPによる特恵関税制度の恩恵により、カンボジアのRCEP加盟国への輸出は今後も着実に増加していく見通しです。
RCEPは2022年に発効した自由貿易協定で、ASEAN加盟10か国に加え、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドを含む計15か国で構成されています。世界最大級の経済連携枠組みとして、域内の貿易と投資の自由化を目指しています。
RCEP諸国との貿易だけ見るとかなりの貿易赤字なので輸出の割合が増えていくといいですね!!
米国関税問題もあるので、RCEP内での輸出は今後の鍵になってきそうです。
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501700189/cambodias-trade-with-rcep-countries-amounts-to-16-47-bln-in-january-may-period/#google_vignette
【カンボジア経済】RCEP効果でカンボジアの対外貿易が拡大!!RCEP諸国との貿易額が16.3%増加で164億ドル突破

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