今月(2020年11月)にカンボジア証券取引所第2部(Growth Board)は発足から5年経過して初めて企業の新規株式公開(IPO)の承認申請を受け取る予定だということをクメールタイムズが報じました。
According to the company’s underwriter SBI Royal Securities, the Listing Eligibility Review Application and Disclosure Document will be submitted to the CSX and its regulator the Securities Exchange of Commission of Cambodia (SECC) this month.
引用元:KHMER TIMES「First application for Growth Board IPO coming this month」
They added information about the company in detail, including its name, will be released after the SECC’s approval.
同社の引受会社であるSBIロイヤルセキュリティーズによると、上場適格性審査申請書および開示文書は、今月、CSXおよびその規制当局であるカンボジア証券取引所(SECC)に提出される予定です。
彼らは会社の名前を含む詳細な情報を追加し、SECCの承認後にリリースされる予定です。
翻訳:Google翻訳
カンボジア証券取引所第2部(CSX Growth Board)は資金調達オプションとして中小企業(SME)向けに設計され、カンボジア証券取引所(CSX Main Board)に加えて2015年に導入されました。
政府が税制上の優遇措置を発表しているにもかかわらず発足から現在までGrowth Boardに上場する中小企業が現れなかった理由としては、「監査の懸念と規制要件が多すぎるため上場を魅力のないものにしていた」ということが述べられています。
※株式を最低20%公開することで、税金の50%減税の優遇措置を受けることができる可能性があるとのこと。
Growth Boardに上場するための主な要件は、
監査報告書:Main Boardは直近2年分提出に対して、Growth Boardは直近1年分のみ。
財務状況:直近の1年間の純利益がプラスもしくは、営業キャッシュフローがプラスまたは、粗利益率が10%以上 etc…
詳しくはCSXのWEBサイトをご覧ください。
CSXの最高経営責任者であるHongSok Hour氏は、Growth Boardは参入障壁を取り除き、取引所に関連するコンプライアンスコストを削減することで、参入の多様化に努めてきたと述べています。
その甲斐あってか、現在IPOチームと協力して来年CSXに上場する企業がいくつかあるとのことです。
その上場準備中の企業の中には建設、不動産業の企業もあるようなので、個人的にはかなり期待しています!!
CSXのWEBサイトには上場には約9ヵ月かかると書いてありますが待ちきれません。笑
詳細次第ですが、次のIPOには参加してみようと思います。
国際通貨基金(IMF)はカンボジアが来年ASEANで3番目に急成長する国であり、2025年にはASEANで最も急成長する国になると予測していることからも、カンボジアが世界に注目されているのは確かなので今後の経済成長に期待したいところですね!!
・口座開設情報
最近ありがたいことにカンボジアの株式投資や銀行口座開設、証券口座開設についてお問い合わせをいただく機会が多くなってきました。
いつもTomo’s Blogをご覧いただきありがとうございます!!
カンボジアの入国に制限がかかっている今、現地口座開設は現実的に厳しいです…
僕が知る限りなのですが、日本からの郵送で口座開設に対応しているのはアクレダ銀行のみすね。風の噂ではABA BANKの郵送口座開設をサポートしている会社もあるようですが。
銀行口座と証券口座を同時に開設しようと考えている場合は、アクレダ銀行と同銀行の100%子会社であるアクレダ証券の口座をセットで開設するのがオススメす!!
郵送口座開設に関してはサポートセンターを通して行います。
「アクレダ銀行 口座開設」でググればたくさん情報がありますので調べてみてください。
僕もアクレダ銀行直提携のサポートセンターを知っているので、急ぎの方はお問い合わせからご連絡ください。
今後もカンボジアの最新情報を届けていきますのでTomo’s Blogをブックマークをしておいていただけたら嬉しいです!!笑
それではまた!!
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