世界貿易機関(WTO)、国連経済社会局(UN DESA)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国際貿易センター(ITC)が、カンボジア、バングラデシュ、ラオス、ネパールなどの発展途上国と共催したWEBセミナーにおいて、カンボジア商務省の国務長官であるPichRithi氏(以下 リチ氏)はカンボジアの経済成長を推進する上での縫製部門の重要性と、カンボジアの輸出成長のための優遇関税の利点を強調しました。
https://www.khmertimeskh.com/50854075/cambodia-formulates-way-forward-if-trade-privileges-are-lost/
リチ氏は現時点での利点を強調したものの、カンボジアが後発開発途上国(LDC)というステータスを脱却した後の貿易特権喪失等の課題を克服するための準備を整えているとも述べました。
つまり、カンボジアは後発開発途上国からの脱却の準備を進めているということになりますね!!
カンボジアは国連によってまだ後発開発途上国(LDC)ステータスであると定義されているため、しばらくの間は貿易特権を保持すると予想されます。
しかし、2015年にカンボジアは低所得国から低中所得国に移行していることからもわかるように、
順調に経済成長をしている国であるため引き続きステータス移行の準備を整えることが必要です。
ちなみにアジア開発銀行の予測によると、カンボジアがパンデミック前の成長率に戻った場合2030年頃までに現在の後発開発途上国(LDC)ステータスからの移行の可能性があるとのことです。
これからのカンボジアの経済成長には目が離せないですね!!
それではまた!!