親中のカンボジアにとって、アメリカと中国の貿易摩擦は気になるところではありますが、上半期(1月〜6月)の対アメリカ輸出額は前年の同期と比べて約23%の増加だったようです。
米国勢調査局によると、カンボジアの上半期(1~6月)の対米輸出額は前年同期比23.1%増の27億5,100万米ドル(約2,905億円)だった。輸入額は同45.4%減の1億4,460万米ドル。貿易総額は15.8%増の28億9,560万米ドルで、輸出額が全体の約95%を占めた。
引用元:NNA 上期の対米輸出額、23%増の27.5億ドル
アメリカは、2017年6月から一般特恵関税制度(GSP)をカンボジアに適用しており、その後アメリカに対しての輸出は順調に推移してきているみたいです。
一般特恵関税制度(いっぱんとっけいかんぜいせいど、英: Generalized System of Preferences)は、関税に関する国際的な制度の一つである。先進国が開発途上国から輸入を行う際に関税率を引き下げるもので、開発途上国の支援を目的としている。英語表記を略してGSPとも言う。
引用元:Wikipedia
カンボジアと中国が今月中にはFTAの調印を行いそうですし、ますますカンボジアと中国の仲は親密になっていきそうです。
親中のカンボジアに対し米中貿易摩擦は影響するのか、今後の米中関係にも目が離せませんね。
今月の12日は2つのイベント注目していきましょう!!
・欧州とのEBA一部撤廃予定
・ぺステック・カンボジアの上場
それではまた!!