カンボジア信用局(CBC)はロックダウン期間によって経済に不安が残る中、第1四半期の債権に関する消費者物価指数を発表しました。
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レポートによると、30日間の「延滞債務」(DPD)は全体で2.24%増加し、ローン残高合計は前年同期比で6.44%増加たとのことです。
一方で、カンボジア銀行協会(ABC)によると、銀行とマイクロファイナンス機関は毎月40万から50万件の融資申し込みを受け取っていて、これらのうち約50%が承認されており金融機関は月に約20万件の新規ローン口座を開設していているようです。
延滞債務(DPD)のすべての合計のうち、最も割合が少ないのが住宅ローン(1.4%)、続いて個人融資(3.14%)、クレジットカード(4.36%)。
これに対して、カンボジア銀行業界のヘン氏は、
「承認と申し込みの比率は昨年を超えて非常に安定しています。DPDは確実に増加していますが、25%の増加は気になるレベルに近いものではありません。総DPDはセクター全体でまだ2%未満です。」
引用元:Outstanding loans not at worrisome level: ABC
翻訳:Google翻訳
このように述べています。
個人的には、カンボジアは経済回復に向かっているものの延滞債務の拡大はしばらく続くと思っています。
また、政府が債権者に対して返済条件の緩和を呼びかけていますが、何の補助もなしに受け入れることは現実的に厳しいです。
今後不良債権が増えていくことによる経済へのダメージには注意しておかなければならないですね。
幸いなことに、カンボジア政府のワクチン普及への動きは非常に早く、ASEANの中ではシンガポールに続いて2番目に接種が進んでいる国ですので、経済活動の早期回復への期待は持てそうです!!
それではまた!!