カンボジアは、マネーロンダリング、テロ資金供与、拡散資金調達に対抗する取り組みの欠陥について、パリに本拠を置く世界的な監視機関である金融活動タスクフォース(FATF)による監視が強化されている国のリストに残っているとクメールタイムズは報じました。
FATFは、カンボジアが2021年1月にFATFが定める行動計画を完了できなかったことに対して懸念を表明しました。
また、2022年6月までに行動計画を完了することを前提に進捗を素早く提示することを強く求めているようです。
もし、更なる遅れをとった場合は加盟国に呼びかけ、すべての管轄区域に、カンボジアとの取引関係および取引に本格的な監査を適用するよう要請するとしています。
このように厳しい評価であるものの、監視が強化されている管轄区域はマネーロンダリング、テロ資金供与、および拡散資金調達に対抗するための体制の欠陥に対処するために、FATFと積極的に協力していると述べていて、COVID-19の世界的流行以来ある程度の柔軟性を提供しているとも述べています。
管轄区域:アルバニア、バルバドス、ブルキナファソ、カンボジア、ケイマン諸島、ジャマイカ、マルタ、モロッコ、ミャンマー、ニカラグア、パキスタン、パナマ、フィリピン、セネガル、南スーダン、ウガンダ、そしてジンバブエ。ヨルダン、マリ、ハイチ、トルコ
FATFはコロナ禍で厳しい状況にあるにも関わらず、マネーロンダリングやテロ資金供与との闘いにおけるこれらの国々の進歩を評価しているようです!!
最近、日本からカンボジアへの送金の際の書類チェックが厳しくなっているのはカンボジアが経済発展していくための一歩としてポジティブに受け止めていきたいですね!!
もちろん、書類をしっかり提出すれば送金できないということは無いので安心してください!!
それではまた!!