Indochina Researchのレポートによると、カンボジアの消費者の平均月間世帯収入は今年の第3四半期に、昨年の同四半期および前の第2四半期と比較して増加しました。
2022年第3四半期の調査「A Light Glimpse of Cambodia」では、今年7月にクメール語で2,000人の消費者に電話と対面でインタビューした内容がまとめられており、調査は16歳から65歳までの消費者を対象に、首都、高原と山岳地帯、沿岸地域、トンレサップと平野を含む5つの地域で行われました。
【調査対象の全ての州の月間平均世帯収入】
今年第2四半期:376.12ドル
昨年同四半期:395.59ドル
今年第3四半期:415.19ドル
【都市部の月間世帯収入】
今年第2四半期:479ドル
今年第3四半期:485ドル
【農村部の月間世帯収入】
今年第2四半期:301ドル
今年第3四半期:364ドル
調査対象社の半数以上が消費財の価格が過去6か月で大幅に上昇したと考えており、大多数が今年の今後6か月以内にインフレ率が上昇し続けると感じているようです。
実際に、カンボジア国立銀行が最近発表した経済・通貨統計によると2022年6月のカンボジアのインフレ率は前年7.17%から7.85%に上昇しています。
首都でのコンビニエンスストアの買い物が大幅に増加した一方で、ハイパーマーケットやスーパーマーケットでの購入率は依然として低く、主に首都圏に集中しておりイオンがシェアを伸ばしています。
また、オンライン購入は安定しておりカンボジア人は平均で月に2回オンライン購入を行っており、Facebookが依然として最も使用されているとのことです。
先月カンボジアに行った時にびっくりしたのが、セブンイレブンが至る所にオープンしていたことですね。
僕が移住した2018年にはコンビニはあまり多くなかったのですが、今は都市部ではかなり浸透してきているというのが実感できました!!
インフレの原因の大部分を占めるのがガソリン価格の高騰によるもので、戦争が続く限りはいつ落ち着くかは見通しが立たないような気がします。
収入がUPしているのはポジティブだと思います!!
しかもオンラインショッピングが安定しているということも考えると、ビジネスチャンスが広がりそうですね!!
それではまた!!