アジア開発銀行(ADB)とカンボジアの国営電力会社であるElectricite du Cambodge(EDC)とのパートナーシップである100メガワット(MW)の国立ソーラーパークのうち最初の60MWの発電所が全国送電網に接続されたことが全国送電網に接続されたと、クメールタイムズが報じました。
この100メガワット(MW)の国立ソーラーパークプロジェクトは、60MWと40MWの2段階で行われ、発電ユニットを民間部門に入札する国際競争入札により開発されています。
最初の60MWの入札のフェーズ I は2019年に行われ、Prime Road Alternative社に授与され、残りの40MWは2020年にTrina Solar Co. Ltd. に落札されました。
また、ADBの技術支援を受けて開発されカンボジアで最近承認された電力開発マスタープラン(2021~2040年)によると、カンボジアの太陽光発電のシェアは2030年までに1,000MWに達し、2040年までに3,000MWを超えると予想されています。
“太陽光発電は電力の低価格化を拡大すると同時に、よりクリーンなエネルギーに移行するというカンボジアの取り組みの重要な部分である必要があります”とADBの浅川正嗣総裁は述べています。
現在の電気料金の高さは外国から投資を受ける際にもネックになることから、自国発電はカンボジアの大きな課題です。
時代の流れを組み込みながらこの課題を解決すべく、カンボジアは太陽光発電に国を上げて注力していますね!!
最近カンボジアのハイネケンがバイオマス発電所を開設したとニュースになっていたように、カンボジアでは再生可能エネルギーへの取り組みが盛んなので、これからの電力問題の解決に期待したいと思います!!
それではまた!!