カンボジアのインドへの輸出は、今年1月から8月までに1億6,135万ドルに達し、前年同期比38.7%の増加を記録しました。
また、関税消費税総局(GDCE)データによると、インドはカンボジアの輸出総額の1%を占めているとのことです。
関税消費税総局(GDCE)の最新貿易データによると、インドへの輸出の増加は、カンボジアの輸出先トップ20のリストの中でも最も急速に伸びているものの1つであることが判明しました。
また、2023年1月から8月までのカンボジアのインドからの輸入額は前年同期比15.1%減の1億4,556万ドルに達し、同期間の二国間貿易でカンボジアは1,578万ドルの黒字となりました。
同期間に中国への輸出は16.8%増加し、ベトナムへは26.1%増加し、米国へは4.8%減少しました。
輸出は低下したものの米国は引き続きカンボジア製品の38.9%という最大の輸出シェアを占め、次いでベトナムと中国がそれぞれ11.8%と6%となっています。
駐カンボジア・インド大使のデビヤニ・コブラガード氏は、宝石・宝飾品、エレクトロニクス、ソフトウェア、石油化学製品、医薬品などの多様な分野における多くのビジネス交流が両国間の二国間貿易をさらに促進すると述べています。
大使はまた、カンボジアとインド間の双方向観光を支援するだけでなく、貿易をさらに促進する両国間の直接の航空接続確立の進展にも言及しました。
現在両国では航空接続の強化に加えて、カンボジアとインド間の道路接続を確立する取り組みも行われています。
両国の指導者は、インドのソフトクレジットを利用してインド・ミャンマー・タイ(IMT)三国間高速道路をカンボジアまで延伸することに関心を示しているとのことです。
カンボジアとインドは現在、二国間自由貿易協定の条件についても交渉しています!!
これから経済大国の仲間入りしていくであろうインドと良好な関係を築いていく上でも、二国間自由貿易協定の締結には期待したいですね!!
それではまた!!