【カンボジア経済】観光業の回復によりアンコールワット入場券の売上が急増

アンコール遺跡の入場パス販売を管理するアンコール・エンタープライズが発表した報告によると、カンボジアの観光名所として最も有名なアンコール遺跡公園を訪れた外国人観光客が、昨年は102万人に達しました。
これは前年の79万8069人から28.27％の増加です。


入場パスの販売収益も28.57％増加し、総額は4,782万ドルに上りました。
特に12月だけで125,349人の外国人観光客が訪れ、591万ドルの収益を記録しています。
これは前年同月比で訪問者数が27.81％、収益が27.21％増えたことを示しています。


訪問者の国別ランキングでは、アメリカがトップで、次いでイギリス、フランス、中国、韓国、日本、ドイツ、オーストラリア、ベトナム、インドが続いています。


観光省のトップ・ソペック国務長官兼報道官は、「外国人観光客数はコロナ禍以前の水準にはまだ戻っていないものの、この増加は観光業が着実に回復している証拠だ」と述べました。
また、ソペック氏は「直行便の拡充や空港施設の改善が、シェムリアップ州へのアクセス向上に寄与している」と述べています。
観光省と関連団体は、新しい観光商品や外国人観光客向けのツアーを積極的に推進し、観光振興に力を入れています。


アンコール遺跡公園は、シェムリアップ州の北西部に位置する401平方キロメートルの広大なエリアで、9世紀から13世紀にかけて建てられた91の古代寺院があります。
この公園は1992年にユネスコの世界遺産に登録され、カンボジアを訪れる観光客にとって最も人気のある目的地となっています。


現在、アンコール遺跡公園への入場料は1日券が37ドル、3日券が62ドル、1週間券が72ドルです。
1日券については、3カ所に自動発券機が設置され、観光客が長時間並ぶ必要がなくなったようですね！！
カンボジアに長期的に居住している人は入場料が無料になるパスを入手できるという噂も聞いたことがあるので、僕はいつの日かそのパスを入手してみたいなと思っています！！


それではまた！！


参考記事：https://www.khmertimeskh.com/501617694/entry-pass-sales-to-angkor-surges-as-tourism-rebound/