カンボジアはボツム・サコールに初のガス火力発電所を建設するとケオ・ラタナク鉱山・エネルギー大臣は述べました。
この声明は、ドバイで行われる国連の年次気候会議であるCOP28(気候変動条約)に先立って、国際メディアのインタビューで明らかになりました。
Attention Required! | Cloudflare
カンボジア政府は、2030年までに発電容量の70%をクリーンエネルギーに切り替えることを目標としています。
このため、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの開発を進めているが、天然ガス火力発電もその一環として位置づけられています。
政府は、ココンの700MW石炭火力発電所プロジェクトを中止し、2030年以降に稼働予定の800MWのLNGプラントに置き換える計画を発表するとのことです。
また、ボタム・サコール石炭火力発電プロジェクトはロイヤル・グループが引き受けることになっています。
カンボジアは水力発電が年間電力使用量のほぼ半分を占めていますが、天候の変化による発電量の変動により国内送電網の燃料源を多様化することが重要になっていて、すでに建設中のプロジェクトを除き、新たな石炭火力発電プロジェクトは建設しないと発表していることからも、今後ガス火力発電所の建設が増えると予測します。
設備投資にはよりお金がかかりそうですが、カンボジアの電気代が安くなることを祈りたいです。
それではまた!!