カンボジアの輸出が2026年に入り大きく伸びています。政府統計によると、2026年1月から2月までの輸出額は約52億3000万ドルとなり、前年同期と比べて17.2%増加しました。世界的な需要回復に加え、自由貿易協定の活用などが輸出拡大を後押ししているとみられています。
■ 発表の概要
カンボジア関税消費税総局の報告によると、2026年1〜2月の輸出額は約52億ドルを超え、前年同期比で17%以上の増加となりました。主要輸出先はアメリカ、ベトナム、日本、中国、スペインなどで、これらの国々がカンボジア製品の重要な市場となっています。
一方、同期間の輸入額は約58億8000万ドルで、前年同期より約18%増加しました。輸出と輸入を合わせた貿易総額は110億ドルを超え、カンボジアの貿易活動が引き続き拡大していることが示されています。
■ 背景
カンボジアの輸出成長の背景には、地域的な自由貿易協定の影響があります。特に東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や、中国、韓国、アラブ首長国連邦などとの二国間自由貿易協定が、カンボジア製品の関税優遇を後押ししています。
これらの貿易協定により、衣料品や履物などの製造品を中心に、海外市場へのアクセスが広がり、輸出拡大の要因となっています。また、地域のサプライチェーンへの参加が進んでいることも、輸出の成長を支える要素とされています。
■ 今後の見通し
専門家は、自由貿易協定の効果や地域経済の回復を背景に、カンボジアの輸出は2026年も拡大傾向が続く可能性があるとみています。特にRCEPは、原産地規則の整備や市場アクセスの改善を通じて、カンボジアの産業をより付加価値の高い分野へと発展させる可能性があります。
政府としても貿易促進政策や産業支援を進め、製造業や輸出産業の成長を後押しする方針です。今後も海外市場への依存度が高いカンボジア経済にとって、輸出の拡大は重要な成長エンジンとなりそうです。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501859590/cambodia-exports-rise-17-2-in-first-two-months-of-2026/

