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【カンボジア経済】中国のUnionPayとカンボジアのKHQRがクロスボーダーQR決済を開始

Bakong(バコン)
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カンボジア国立銀行(NBC)と中国の金融サービスプロバイダーUnionPay Internationalは、国境を越えたQRコード決済を開始しました。

NBC, UnionPay International launch cross-border QR code payment - Khmer Times
The National Bank of Cambodia (NBC) and Chinese financial services provider UnionPay International on Friday launched cr...



UnionPayカード所有者は、UnionPay QRコード決済に対応したUnionPayアプリや商業銀行アプリなどのUnionPay対応ウォレットを使用して、KHQRコードをスキャンし、カンボジアの約180万の加盟店で支払い取引を完了できるようになります。
また、2024年初頭までに、カンボジア居住者はバコンウォレットを使用して、中国および世界中のUnionPay QRコード対応加盟店で支払いができるようになります。


UnionPayは世界181の国と地域で受け入れられている世界最大級の決済サービスです。
このサービスとKHQRの提携はカンボジアにとってかなりのアドバンテージかと思います。


KHQRはカンボジア中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるBakong(バコン)を利用したQRコード決済サービスです。
現在のカンボジアでは人口の約60%がバコンを利用していて、2020年の運用開始以降、急速に普及しています!!



また、UnionPayはASEAN諸国全体でのQRコードの相互運用性の統合に積極的に取り組んでいることからも、現在カンボジアとQRコードの相互運用を行なっているタイ、ラオス、ベトナム以外の国でもUnionPayを介してQRコード決済が可能になるかも知れませんね!!


フィンテックによって国際決済に革命が起きようとしています。
広く普及するまでにはもう少し時間がかかりそうですが、クロスボーダーQR決済があたり前になるのはそう遠くはない未来だと思います。


それではまた!!

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