カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ氏が最近明らかにしたところによると、カンボジアを訪れる観光客は間もなくバコン決済システムを使って取引できるようになるとのことです。
「我々は外国人観光客向けにバコンを立ち上げる。カンボジアに来たら、バコンのアプリをダウンロードして、シームレスな取引を楽しむことができる」とセレイ氏はNBCの半期会議で述べました。
これにより、カンボジアに来る観光客はバコンをダウンロードすることができ、バコンウォレットに入金するためのカンボジアの銀行口座を持っていなくても、Visa、MasterCard、UnionPayなどの自国のクレジットカードを使用してバコンウォレットに入金することができるようになります。
外国人観光客向けのバコンシステムは、カンボジアで最も人気のある観光地であるシェムリアップ州での米ドル紙幣の両替問題に対処するようフン・マネット首相が指示したことに応じた措置であるとのことです。
先日このブログでも記事にしましたが、少しでも破れている米ドル紙幣はカンボジアでは受け取ってもらえないことに対する観光客からの不満に対処するための措置ですね。
5月に香港に行きましたが、香港のキャッシュレス決済といえばオクトパスです。
このオクトパスにも観光客用と現地人用で2種類のアプリがありましたが、観光客目線でものすごく便利でしたので、観光客用バコンも同じように機能することに期待です。
一方で、今でもWing銀行であればパスポートを持っていれば外国人でもオンラインで普通預金口座開設できますので口座にお金を入金すればQR決済可能ですが、観光客用バコンはクレカでチャージできる点で即時利用可能なので便利です。
政府が観光客誘致のために大きく動き出しているような気がします！！
これからが楽しみです。
それではまた！！
