カンボジア信用保証公社(CGCC)は、2023年7月時点で企業の運転資本拡大のために計1,648社に約1億3,950万ドルの信用保証を提供しているとクメールタイムズが報じました。
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CGCCは声明で、保証融資残高総額は1億751万ドル、保証残高総額は7748万ドルだったと発表しました。
また、報告書によると1,510社の零細・中小企業(MSME)と138社の大企業が融資保証を受けており、約677社が女性経営であり、融資保証のかなりの部分が運転資金、投資、事業拡大、設備投資に使われたとのことです。
経済財政省管轄の国内初の信用保証機関であるCGCCは、パンデミックの影響を受けた地元企業の再建と持続可能性を支援するタイムリーな信用を提供するため2020年8月に設立されました。
現時点では、30を超える金融機関が信用保証制度のもとで中小企業への運転資金投資や事業拡大としての融資に参加していて、中小企業は、この信用保証制度を利用することで審査が通れば担保の提供なしに融資を受けることができます。
カンボジアでは中小企業は全企業の約99%を占め、GDPの約60%、雇用の70%以上を占めていると言われていることからも、この制度を利用して中小企業が活躍していくことが期待されています!!
信用保証制度の成熟は金融へのアクセスを促進し、更なる経済発展の起爆剤になると思いますので、認知と整備、普及に期待です。
それではまた!!