カンボジア政府は、経済の実態をより正確に反映するために、GDPの計算基準年を2000年から2014年に変更しました。
この発表は、カンボジア計画省のビン・トロアチー大臣や経済財政省のファン・ファラ次官らが出席するワークショップで行われました。
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GDP計算基準の改定は、国際通貨基金、UNESCAP、アジア開発銀行、世界銀行との協力で進められ、2008年に国連統計部が設定した国際基準に準拠しています。
この新しいモデルは、経済の構造や製品と産業の関係を詳細に描写するものです。
ほとんどの国の政府は、生産量と消費の変化を反映するために、5年ごと、少なくとも10年ごとにGDPの計算方法を見直していますが、カンボジアは2000年以降これを実施していませんでした。
また、カンボジアの経済は2000年以降、農業中心からサービス業や工業中心へと大きく変化しているので、今回の基準改定により、カンボジアの急速な経済変化をより正確に反映することができるとされています。
新基準によると、カンボジアの2022年のGDPは約395億ドルで、前年より5.1%増加し、一人当たりの所得は2,345ドルでした。
また、アジア開発銀行(ADB)の統計によると2023年のカンボジアのGDPは319億ドルでしたが、基準年を2014年で計算し直した数値では、2023年のカンボジアのGDPは419億ドルになるとも言われています。
この改定により、政府はより効果的な政策を立案できるようになるので経済成長加速に期待です!!
それではまた!!