Follow me!!「毎日1分」急成長国から学びを得る!!

【カンボジア経済】マイクロファイナンス融資残高60億ドル突破、預金も過去最高更新

解説記事
記事内に広告が含まれています。



カンボジア・マイクロファイナンス協会(CMA)は、2025年末時点のマイクロファイナンス業界の融資残高が60億ドルを突破したと発表しました。預金残高も約30億ドルに迫る水準まで拡大しており、金融包摂(ファイナンシャル・インクルージョン)の進展を背景に、地方を中心とした金融サービスの利用が着実に広がっています。一方で、業界では融資の質や返済能力を重視した健全な成長も重要な課題となっています。

■ 発表の概要

CMAによると、2025年末時点の加盟マイクロファイナンス機関による融資残高は60億ドルを超えました。また、預金残高も30億ドル近くまで増加し、利用者数は引き続き拡大しています。

マイクロファイナンスは、中小企業や個人事業主、農家などを対象に事業資金や生活資金を提供する重要な金融サービスです。近年はデジタルバンキングやモバイル決済の普及により、地方でも金融サービスへのアクセスが改善し、預金・融資ともに安定した成長を続けています。

■ 背景

カンボジアでは銀行口座を持たない人々への金融サービス提供を目的として、マイクロファイナンス業界が発展してきました。現在では農業や小売業、サービス業など幅広い分野で事業資金の供給源となっており、地方経済を支える重要な役割を担っています。

一方で、新型コロナウイルス禍や不動産市場の調整局面を経て、一部では返済負担の増加も課題となっています。そのため業界では、新規融資の拡大だけでなく、融資審査の厳格化やリスク管理の強化、利用者への金融教育にも力を入れています。

■ 今後の見通し

カンボジア政府と金融業界は、デジタル金融サービスの拡充を進めることで、より多くの国民や中小企業が金融サービスを利用できる環境整備を進める方針です。また、マイクロファイナンス機関には、単なる融資拡大ではなく、持続可能な融資運営と顧客保護の両立が求められています。

市場関係者の間では、経済成長や中小企業支援を背景に資金需要は今後も堅調に推移するとみられています。一方で、金利動向や借り手の返済能力を慎重に見極めながら、健全な融資拡大を続けることが、業界の持続的な発展につながるとの見方が示されています。

それではまた!!

※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501934588/cambodias-microfinance-loan-portfolio-tops-6-billion-in-2025/

タイトルとURLをコピーしました