カンボジアを代表する観光地アンコール遺跡群の外国人入場者数が、2026年1〜4月に前年同期比で32%以上減少したことが分かりました。観光収入の減少も確認されており、コロナ禍から回復基調にあった同国観光業に再び減速感が広がっています。政府は観光需要の下支えに向けた対応を急ぐ構えです。
■ 発表の概要
アンコール遺跡群の入場券販売を管理するアンコール・エンタープライズによると、2026年1〜4月の外国人来場者数は32万2,004人となり、前年同期比で32.1%減少しました。入場券収入も約1,550万ドルとなり、前年から30%超減少しています。アンコール遺跡群はカンボジア最大級の観光資源であり、外国人観光客の動向を示す重要指標とされています。
■ 背景
減少の要因としては、世界的な景気減速に加え、航空運賃や燃料価格の上昇、地域情勢への懸念など複数の要素が指摘されています。また、観光客の消費行動の変化や近隣国との観光競争激化も影響しているとみられます。カンボジア観光業は近年回復基調にありましたが、主要観光地での来場者減少は市場の不安定さを改めて示す形となりました。
■ 今後の見通し
カンボジア政府は観光需要喚起に向け、雨季の観光促進キャンペーンなど新たな誘客策を進めています。アンコールワットは依然としてアジア有数の人気観光地として高い評価を受けており、中長期的な観光回復への期待は維持されています。今後は航空路線の拡充やプロモーション強化を通じて、外国人観光客の回復ペースを再び高められるかが焦点となります。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501890985/over-32-decline-in-angkor-wat-foreign-visitors-from-jan-april/

