不動産開発業者である JS Land Plc の利益は、今年の第2四半期に損失約20万ドルに減少し、前年同期15万ドルの利益から約226.76%の大幅な下落となりました。
レポートによると、コンドミニアムの供給過剰に直面したとのことです。
JS Landは、不動産の売却による収入ではなく、繰延支払の割増金、外国為替の利益などを含むその他の収入による収益を生み出しました。
一方で、給与、専門家報酬、マーケティング、減価償却費、管理費、控除対象外の税金、旅行、印刷、文房具、通信、贈答品、寄付、光熱費、修理、メンテナンス等に約22万ドルを費やし、これは前年同期比で54%以上増加しているとのことです。
不動産、設備、使用権、不動産在庫、不動産開発費、売掛金、前払い金、現金を含む JS Landの総資産は、2021年の約1,017万ドルから2022年6月時点で約20%増加し1,261万ドルを超えています。
“コンドミニアムの明らかな供給過剰の現在の状況は、不動産のオーバーハングまたは売れ残りの物件をもたらし、現在の開発プロジェクトの価格に下向きの圧力がかかる可能性があり、売上と収益性に悪影響を及ぼす可能性があります。
私たちは、魅力的な販売価格と支払いオプションで早期購入者を引き付けるためにプレセールイベントを開始することにより、売れ残りの物件を保有するリスクを低下させようとしています。”
と同社はレポートで指摘しています。
“不動産開発会社として、顧客との売買契約に規定されている条件により、不動産が完成して引き渡された後に収益を認識することができることをすべての株主に指摘したいと思います…したがって、今からThe Garden Residency 2 (GR2) プロジェクトが引き渡されるまで、当社の監査済みアカウントには収益が反映されません”とJS Land の会長である Koy Le San 氏は述べています。
引き渡しまで売上げが計上されないのは痛いですが、コンドミニアムの供給過剰に直面し販売が不調で、販売促進のための経費は増えていっているというのが現状でしょうか。
なかなか厳しい状況ですかね…
カンボジア証券取引所に初めて上場した不動産会社なので、頑張って欲しいところです!!
それではまた!!